結婚指輪専門店にシルバー リングは何故ないの?【その3つの理由】

 
 
 
 
 
結婚指輪をそろそろ用意しなければと思い始めた男性が一度は考える疑問があります。
 
 
結婚指輪はただのリングなのに何で20万も30万もするんだろう。
 
プラチナだから? 
 
シルバーだったら、5千円あれば大丈夫!?
 
じゃ何で結婚指輪はシルバーでは駄目なの?
 
 
勿論大丈夫です。
 
もしふたりがそれで気に入ったなら全く問題ないでしょう。
 
 
ではどうして結婚指輪専門店では、シルバーリングを扱っているところが少ないのでしょうか?
 
そこには理由があります。
 
 
このプログは、宝石の権威、米国宝石学協会・GIAの宝石鑑定士であり、また17年以上にわたり、5000組を超えるカップルに結婚指輪を届けてきた、オーダーメイドのエキスパートであるクラフトデザイナーが執筆しています。
 
 
 
 

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GIA・米国宝石学協会 宝石鑑定ディプロマ
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 GIA・米国宝石学協会  宝石鑑定ディプロマ
 
 
ここでは、結婚指輪としてのシルバーリングのメリットと共に、結婚指輪専門店やオーダー専門店がシルバーリングを結婚指輪としてなぜ提供していないのか、その理由をお伝えしています。
 
 
これから結婚指輪の購入を考えていて、シルバーリングではどうかな? そんな考えのあなたにとっては、シルバー商品について多くの情報が得られる内容になっています。
 
 
是非読み進んでみて下さい。
 
 
 
 
 

1.シルバーの結婚指輪に品質保証が出来ない


 
 
日本では、結婚指輪の着用は法律で義務付けられているものではなく、素材にも決まりはありません。
 
 
ではどうして結婚指輪専門店では、シルバーリングを扱っているところが少ないのでしょうか?
 
 
 その理由として、プラチナやゴールドの製品であれば、アフターケアの保証をつける事が出来ますが、シルバーや真鍮類の金属にはその保証書を発行する事が出来ません。
 
 
 
プラチナやゴールドの商品は、錆や傷に対して耐久性が高く、日常の中で錆たり酸化して輝きが失われることはありません。
 
 
それに対して、シルバー商品は1週間空気に触れて放置するだけで、表面に膜が貼ったように輝きが失われ、色も変化して来ます。
 
 
下記のシルバーリングの写真を見て下さい。
 
 
 
■  新品のシルバーリング
 
新品の状態でのシルバーリングは、白く光沢があり輝いています。
 
 
新品のシルバーリング
 
 
 
■  1週間放置したの時シルバーリング
 
もし、上記のシルバーリングを一週間何もせず放置した場合、表面は硫化して少し黄ばみの兆候が見られ初めます。
 
 
1週間放置したの時シルバーリング
 
 
 
■  1ヶ月放置したの時シルバーリング
 
上記のシルバーリングを、更に一ヶ月の間放置すると、表面の硫化は進んで、深い黄ばみが生じてきます。
 
 
1ヶ月放置したの時シルバーリング
 
 
 
新品の状態でのシルバーリングは、白く光沢があり輝いていますが、ただ放置しておくだけで、表面に膜が張ったようになり、黄ばんだ状態になります。
 
これは表層の硫化という現象です。
 
 
表面を磨き直せばまた元に戻りますが、しばらくすると、また硫化による黄ばみが始まります。
 
 
また、金属としての硬度が低く、すぐにキズが目立ち始めるので、普通日常的に使うだけで、硫化の黄ばみとキズが一緒になって、ニヶ月もすれば、下の様な状態になって来ます。
 
 
 表面が硫化してくすんだジルバーのリング
 
 
 
 
結婚指輪の専門店であれば、品質保証のサービスとして、キズやくすみを取る新品仕上げというアフターケアがあります。
 
プラチナやゴールドの製品であれば、シルバーの様な黄ばんだ状態にならず、ましてや錆などとは無縁です。
 
 
また、硬度も高い為、シルバーに比べてキズには格段に強いので、錆びることなくキズに強いプラチナや金は、その輝きを長く保つ事が出来る貴金属だからこそ、アフターケアの保証を出す事ができます。
 
 
それに比べてシルバー商品については、短い時間での劣化は大きく、品質保証としてのアフターケアは、毎月必要になってくるので、現実的には難しくなります。
 
 
 
そういう理由により、シルバーや真鍮類の金属には、その保証書を発行する事が出来ないといえます。
 
 
 
 
 

2.結婚指輪としてシルバーリングの人気は低い

 
 
 
 
若年層にとって、ペアリングとしてシルバーリングを選ぶカップルは多数います。
 
また商品ラインナップも充実しています。
 
 
ただし、結婚指輪ということになると、シルバーリングは役不足になるのでしょうか、特に女性から拒否反応がでます。
 
 
理由として、単にペアリングやファッションリングであれば右の薬指にしますが、結婚指輪は左手の薬指にしますので、女性は必ず見られてしまうと共に、親族や友人からの質問は避けられません。
 
 
その時、そのシルバーリングがトップブランド品でない限り、資金不足から安価なシルバーを選んだと思われてしまう、その恥ずかしさから着けたくないと女性は考えるのでしょう。
 
 
結婚指輪もペアリングなので、シルバーリングのペアで問題ないでしょうと考える男性もいます。
 
ただシルバーリングを着用した40代夫婦が、
 
「結婚した時にこのシルバーをペアで買ったんですが、やっぱりちゃんとしたものが欲しくなって!
 
 
この年になってシルバーリングではね。」 
 
そう言ってプラチナや18金で結婚指輪をつくり直す方がとても多いのです。
 
 
したがって、結婚指輪専門店にて、プラチナやゴールドリングと共にシルバーリングを提供した場合、期待したほどの購入するお客さんが少ないので店舗に並んでいない、そんな形になるのです。
 
 
 
 
 

3.シルバーのオーダーメイドは割高になる

 
 
シンバーリングの一般的な価格としては、平均価格として、
¥ 5.000 〜 ¥ 10.000  見ておけば購入できます。
 
中には¥ 2.000以下のものも多数あります。
 
 
 
 
 
 
では、既製品の安価なシルバーの結婚指輪ではいやなので、オーダーメイドでオリジナルのシルバーリングをお願いできますか。
 
そんな問い合わせも多々あります。
 
 
では、amazonにて販売されている、上記と同じタイプのシルバーリングを、あなたの指に合わせてオーダーメイドで製作した場合、
 
 ¥ 40.000  〜  になり、予想する価格より高くなると思います。
 
 
だったらもう少し頑張って、プラチナやゴールドでの購入を、もう一度考え直したいとなるのではないでしょうか。
 
 
この様な理由から、オーダーメイド専門店でも、シルバーリングの依頼を受けている店舗はほとんどないのです。
 
 
 

■ シルバーは、気軽に使うペアのセカンドリングとして最適

 
 
ただシルバーリングは、その価格もさる事ながら高いデザイン性もあり、気軽に着けるペアリングとしては最適です。
 
もし、今はプラチナやゴールドの結婚指輪を、購入するのが資金的に難しい場合、それまでのファッション・ペアリングとしておすすめです。
 
 
また、高価な結婚指輪を購入したけれど、毎日日常的に着けるとやはり傷がつくので、代わりにシルバーリングをペアリングとして…そんな目的で購入するカップルは多数います。
 
何を結婚指輪として着けるかは、お互いふたりの自由なので、上手にシルバーリングを使ってみてはどうでしょうか。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
 
以上は、決してシルバー商品を否定するものでも、またプラチナやゴールドを推奨するものでもありません。
 
 
あくまで、日本では結婚指輪としてシルバーリングの着用が少ない、その理由をお伝えしました。
 
 
是非参考にしてみて下さい。