![男性の結婚指輪でオーダーすべきおすすめの金属素材ベスト15!](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2020/05/1FDB93CA-5367-4B3B-AD49-AF0AC03141D1.jpeg)
結婚指輪のメンズリングはプラチナと大体
相場が決まっていますよね。
ただ、実際にはメンズリングにするとオシャレでスタイリッシュにデザイン出来る金属が沢山あります。
実際に英語で、『 wedding band for men 』でワード検索をしてみて下さい。
海外サイトで紹介されている、魅力的な男性用結婚指輪が表示されます。
このプログは、宝石の権威、米国宝石学協会・GIAの宝石鑑定士であり、また17年以上にわたり、5000組を超えるカップルに結婚指輪を届けてきた、オーダーメイドのエキスパートであるデザイナーが執筆しています。
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![GIA・米国宝石学協会 宝石鑑定ディプロマ](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2021/03/3C9C04AE-ACD0-4D21-AF13-E80D6E7B504F-600x457.jpeg)
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GIA・米国宝石学協会 宝石鑑定ディプロマ
ここでは、そのジュエリーデザイナーが勧める、男性の結婚指輪用に使われる金属素材を紹介しています。
これから結婚指輪の購入を考えているのであれば、是非参考にしてみて下さい。
1. K18グレーゴールド
![K18グレーゴールド](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/9966ED45-1F7D-44EB-AD08-D4C21DE458F1.jpeg)
色がダークグレーカラーのゴールドにて、白く輝くプラチナが苦手な男性におすすめです。
金の含有率75%のK18(18金)ゴールドにて、残率25%の部分の他の金属のレシピによってグレーカラーの濃淡が決まり、一般的には、ダークカラーに人気があります。
艶消し・マットやラインなどの装飾を加えて、よりスタイリッシュ感のあるメンズリングの結婚指輪になる事でしょう。
2. K18ピンクゴールド
![K18ピンクゴールドの男性指輪](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/528D56E0-117A-4B5B-9B42-5281F3DF766B.jpeg)
海外ではローズゴールドという名称で呼ばれ
る美しいピンクゴールドは、合金に銅を使用
することによって製造されます。
比較的新しい素材のこのピンクゴールドは、
時間の経過とともに色あせたり変色したり
ましません。
また、日本では『 ピンクゴールド 』のネーミングにより、男性に避けられる傾向にありましたが、ゴールドに比べてもその肌馴染みの良さから、実際着けて見た男性からの評価は非常に高く、人気が高くなっています。
輝きを抑えた、艶消し・マット加工などの装飾により、メンズ感が増して行きます。
3. K18イエローゴールド
![K18イエローゴールド の男性指輪](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/FA8D3136-4BC5-46B3-AE50-C5AFC45BFF6C.jpeg)
イエローゴールドは、自然な温かみのある色
調で、錆び、変色、腐食に対して高い耐性が
あることから、世界中で古から宝飾素材の
代表として使用されてきました。
また非常に強い金属であると共に、自由に
加工が施せる、柔軟性も兼ね備えた、ジュエリーに使われる汎用性の高い金属でもあります。
海外では男性用リングとして広く人気がありますが、その理由として換金性が高く、幸運を呼ぶと金属と考えられています。
日本では個性的と考えられるきらいがありますが、男性が着けやすいデザイン性を考えてみてはいかがでしょうか。
4. コバルトクロム
![コバルトクロムの男性指輪](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/A22C7DEE-EEE1-4C40-B6BB-7DFC587F9274.jpeg)
コバルトクロムは、クロム、コバルト、およ
びその他のいくつかの金属の混合物で構成さ
れる合金です。
コバルトクロムは、光沢のある明るいホワイ
トメタルで、金とほぼ同じ重さとプラチナの
外観を持ちながら、どちらよりも硬く、耐久
性があります。
ただその耐性の高さから、完成後の修正が難しく、指輪のアフターケアで大切な、サイズ直しやキズを取り除く新品仕上げが出来ない金属と言えます。
5. ダマスカス鋼
![ダマスカス鋼の男性指輪](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/96261F3F-53EC-4C1B-BAE9-470DE73118BB.jpeg)
ダマスカス鋼を使った結婚指輪は、刀を作る
ための金属鍛造技術を模倣して、手作業で作
られています。
耐久性に優れていますが、全てを手作業にて行う、オールハンドメイドにて製造されるため、製作費用がかなり高額となります。
ダマスカス鋼は、ニッケルを含むステンレス
鋼が含まれており、ニッケルアレルギーの方
には適していません。
6. ウッド素材リング
![ウッド素材の男性リング](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/F8922EF8-BC3A-4A77-BE84-3B51C7B31636.jpeg)
ウッド素材を使ったリングは、本物の乾燥さ
せた広葉樹の皮が使われています
木材種は、カエデ・ブビンガ・ローズウッド・桜などが使用され、素材費用も安価な為、男性リングとしては比較的安く購入でぎす。
ただウッド素材は、打痕やキズが入り易く、耐久性にはかけるのだ、恒久的に使う結婚指輪より、メンズのファッションリングに良いのではないでしょうか。
7. 木目金
![木目金の男性指輪](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/1D20104F-93EA-4E80-A89E-B3A18390D5DD.jpeg)
木目金は、さまざまな貴金属層を一緒に鍛造
し、ねじりを加えたり伸ばしたりしながら、
手作業で金属を混合させる加工によって作ら
れます。
そこから生み出される金属模様のパターンが美しい木目金は、偶然の産物であり、二つとして同じものはありません。
また、木目金は、幅のあるリングに適したデザインなので、男性用結婚指輪に適した金属と言えます。
8. 炭化タングステン
![炭化タングステンの男性リング](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/D4DD2C37-1B11-4EA3-B4EC-87E474347AD7.jpeg)
炭化タングステンは、タングステンと炭素を
含む化合物であり、非常に硬い金属です。
炭化タングステンは、時計バンドや結婚指輪
などの宝石類に、傷に強い素材としても使用されています。
日本では、炭化タングステンが男性結婚指輪に使用されることは稀です。
9. ジルコニウム
![ジルコニウムの男性指輪](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/6E05F438-E2E7-44BE-AF08-695B6DB68A67.jpeg)
ジルコニウムは周期表の元素であり、信じら
れないほどの耐薬品性があり、溶剤、酸、塩
基または他の一般的な化学物質と容易に反応
しません。
このような独自の特性により、コンデンサー
やセラミック刃物など、広い用途で使用され
ています。
また、ジルコニウムは、モダンな黒いリング
のカスタマイズに最適です。
10. チタン
![チタンの男性リング](https://www.yo-mare.com/cwp_stg2/wp-content/uploads/2022/08/54A8312E-31A1-4D42-9A31-490500D77939.jpeg)
チタンは、優れた耐久性と強度を備えた薄
い灰色の金属です。
アレルギーフリーな金属として知られてお
り、主に医療用器具に使われていると共に、
その高い耐久性に比べて軽いことから、宇宙
開発などにも使われます。
非常に硬い素材であるため、結婚指輪にした
場合、サイズ直しや緊急事などで切り離すこ
とは困難な金属です。
いかがでしたでしょうか。
男性の結婚指輪に使う金属素材としては、プラチナ以外にも多くの選択肢があります。
結婚指輪は、左手薬指に常に着けるリングです。
自分の好みのデザインから選んで見てはいかがでしょうか。
筆者
ヨーアンドマーレ代表
GIA・GG 米国宝石学協会 鑑定士 島田 洋輔