宝石には、体、心、精神のバランスを整える
治癒力があるとされています。
また宝石に触れることで、その宝石に由来するパワーを与えられる。
このブログでさは、リングやペンダントとして体に触れた時、ヒーリング効果や治癒効果があると言われている11の宝石について、宝石の権威、米国宝石学協会・GIAの宝石鑑定士であり、宝石のエキスパートバイヤーが、その由来とパワーについて伝えています。
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GIA・米国宝石学協会 宝石鑑定ディプロマ
このブログを読み進めば、自分が選ぶべき誕 パワーストーンとしての宝石が分かる内容になっています。
結婚指輪やジュエリーにパワーをストーンをと考えているあなたであれば、是非読み進んでみて下さい。
序章
宝石は、癒しとして古代文明より何千年もの
間使われてきており、エジプト人は、宝石や
装飾品は、精神的閉塞を開放する強力な力が
あると考えていました。
私たちの体と宝石やヒーリングストーンの間
には、共鳴し合うエネルギー振動があり、宝
石に触れる事によって体に入って来た振動
が、乱れた体内エネルギーを正常へと治癒す
る力があると信じられています。
結婚指輪などに使われている誕生石もまた、そんなパワーストーンの一種として考えいまられています。
宝石の効果をさらに増幅するために、複数の
宝石と組み合わせて、癒しの振動を強力に組
み合わせることができます。
宝石には古来からヒーリング効果や、諸病へ
の治癒効果があると考えられて来ました。
また、宝石の種類によっては医学的にその効
果が検証されているものもあります。
1.究極のパワーストーン•ダイヤモンド
昔からダイヤモンドには、その美しさに加えて特別な力があると信じられていました。
巷ではパワーストーンと言われる石がいくつか紹介されていますが、究極のパワーストーンはやはりダイヤモンドです。
世界各国で、ダイヤモンドにまつわる幸運な逸話や悲劇的な話しが伝えられています。
■ 古代ギリシアとローマのダイヤモンド
古代ギリシャの兵士たちが戦地に行く際に盾を持ってきましたが、その盾には必ずダイヤモンドが埋め込んであったと言われています。
これらのダイヤモンドが筋肉を強化し、無敵の力を与えてくれると信じられていました。
それが古代ギリシャ人がダイヤモンドを「アダマス」と呼んだ理由です。
アダマスとは、「無敵」「不滅」「無傷」を意味しています。
古代ギリシア人とローマ人は、ダイヤモンドは
神々の涙であり、それが煌めく石となったと考えていました。
ギリシャの哲学者プラトンは、ダイヤモンドが生き物であるかのように書いています。
ローマ文学では、キューピットの矢の先にはダイヤモンドが付いていると述べています。
当時ダイヤモンドは無限のパワーを持った石と考えられていたのです。
■ 中国、アジア諸国でのダイヤモンド
アジア諸国の人々の間では、ダイヤモンドが心臓を強くする石として使用できると信じられていました。
当時中国では、病気になった時水の入ったコップにダイヤモンドを入れて、その水を一晩置いておき、翌朝その水をゆっくり飲みました。
そうすることで心臓が強くなり、病気がたちどころに治癒すると言われていたのです。
さらに裕福な人々は、大きなサイズのダイヤモンドを携帯することで、そもそも病気になるのを防ぐと信じられていたのです。
■ インドのダイヤモンド
インドの文明は、社会的地位を分けるカーストという身分制度が敷かれていました。
その当時は、身分によって決められた色のダイヤモンド以外、所有する事が許されていませんでした。
たとえば、教会の司祭や貴族階級は、最も希少で最も価値のあるホワイトダイヤモンドを所有していました。
また、地主や兵士は茶色のダイヤモンド、商人は黄色のダイヤモンドの所有を許されていました。
下層階級には灰色のダイヤモンドの所有しか許されていませんでしたが、ほぼ全ての人がダイヤモンドを所有する事が出来た当時のインドは、世界一のダイヤモンドの採掘量を誇っていた事がうかがえます。
当時インドでは、ダイヤモンドは色によって異なる「強度」を持っていると信じられていました。
つまり白いダイヤモンドは強度が強く、色が付いていくに従って弱くなると考えられていました。
インドを起源とする世界最大級の白いダイヤモンド、コイヌールは多くの逸話を残しています。
王冠のセンターに飾られた186カラットのダイヤモンド
コイヌール
■ 中世ヨーロッパのダイヤモンド
ダイヤモンドの人気は中世ヨーロッパで不動のものになっていきます。
古代ギリシャと同様、ヨーロッパの人々はダイヤモンドを「神の涙」と呼んでいました。
これはダイヤモンドが、強さ、力、永遠の命、そして安全を与えると人々が信じていたからです。
そしてダイヤモンドは二人の間の不変の愛を
象徴すると考えられるようになっていきま
す。
こうして中世ヨーロッパでは、貴族同士の婚
姻の際に、ダイヤモンドを婚約指輪として贈
る慣習へと繋がっていったのです。
今では当たり前のように結婚指輪や婚約指輪
にダイヤモンドは使われていますが、古今東
西において多くの人々がダイヤモンドの不思
議なパワーを感じとっていたのです。
2.ラピスラズリのパワーを結婚指輪に
人は常に心のバランスをとろうとします。
ただ全てをバランス良く保つのは容易ではあ
りません。
ある側面がうまくいき、別の側面が制御不能
になった場合、このラピスラズリが有効だと
言われています。
ラピスラズリは、体内エネルギーを安定さ
せ、ゆっくりと、あなたの強みを築き上げ、
弱みを減らすのを助けます。
集中力と自信を高めることで、ラピスラズリ
は人生の良いところに集中しやすくなり、間
違いから癒し、すべてのことを調和させるこ
とが出来るとされています。
3.アマゾナイトは否定感情を癒す
あなたの心が否定的な感情で満ちていると感
じるなら、アマゾナイトは、過去に経験した
痛みや感情にエネルギーブロックを作り出す
と言われています。
これは、人間関係で自分を表現することが難
しい時、仕事での創造性が欠如している時に
改善してくれます。
心に愛情のエネルギーを溢れさせることで、
アマゾナイトは傷ついた心を解放し、自分を
よりよく表現出来るようにします。
4.アパタイトは創造的なパワーを与える
アパタイトから爽快なエネルギーを得ると、
人生への情熱や創造的な感情が増すと言われ
ています。
また、この石の特性は、自己表現への道を照
らす明快な感覚を呼び起こし、このエネルギ
ーを利用することで、野心を認識する新たな
活力が湧いて来るとも言われています。
5.アポフィライトは不安な心を癒す
不安は雑草のようなものです。
無視すると、どんどん大きくなって行き、そ
のうち取り除く事が出来なくなります。
その破壊的な感情を、穏やかなエネルギーで
包み込む事によって、不安に対して積極的に
取り組むことができます。
アポフィライトを使用して、注意喚起のエネ
ルギーをを心から身体にリダイレクトするこ
とで、過活動の思考、抑圧された感情、否定
的なパターンを取り除きます。
6.アラゴナイトは恐怖感を開放する
アラゴナイト・スタークラスター ( 放射線状に伸びた形で結晶化したも ) は、身体からの否定的なエネルギー、怒り、不安、恐怖の解放を促進すると言われています。
アラゴナイトは、外に向かって、あらゆる方
向にエネルギーを放射しています。
このアラゴナイト・スタークラスターを身に
つけると、感情を安定させながら、大地から
のエネルギーを取り入れることができると言
われています。
アズライトは、「紺碧」という言葉から由来
宝石には古来からヒーリング効果や、諸病へ
の治癒効果があると考えられて来ました。
また、宝石の種類によっては医学的にその効
果が検証されているものもあります。
このブログでは、ヒーリング効果や治癒効果
があると言われている宝石を紹介します。
7.アメジストはリラックス効果がある
アメジストは、石の温泉のようなもので、
長い一日の後に触れる事によって、リラック
スできるエネルギーを得る事が出来ると考え
られています。
アメジストのエネルギーは、日々のストレス
を和らげてくれると共に、熟睡やリラクゼー
ションを与えてくれます。
また、鉄とマイナスイオンが豊富なこの人気
の宝石は、新しい皮膚細胞の成長をサポート
する効果があると言われ、ニキビや皮膚炎な
どの患部を、デイクリームに加えて、結晶化
したアメジストで優しくマッサージしてみて
下さい。
効果が見えてくることでしょう。
8.ロードナイトは皮膚炎に効果がある
このロードナイトも、ニキビなどの発生によ
る皮膚の瘢痕などを減らすと言われていま
す。
また皮膚炎の患部を、平らにしたロードナイ
トでこすれば、中のマグネシウムが傷やニキ
ビの跡が残るのを防ぐ効果があると考えられ
ています。
9.アクアマリンは心の平安を与えてくれる
アクアマリンは、閉鎖感や環境の変化から来
るストレスを和らげ、前向きな感情を与えて
くれるエネルギーで知られています。
この水に似た石、アクアマリンは、ストレス
と恐怖を洗い流し、平和と心の平安を与えて
くれると共に、ネガティブな行動パターンか
ら精神を守ってくれます。
また、心身にやさしい若返りと再生をもたら
すとも言われています。
10.アベンチュリンは幸運のパワーストーン
幸運をもたらしてくれる宝石として、古来よ
りギャンブラーの石と言われていました。
ただ、幸運を運んで来ると言われているアベ
ンチュリンは、ここぞという時に所持して、
見方につけましょう。
目標を成し遂げる為に、守りとリスクの間で
行先を決定しなければならない時には、存分
かエネルギーを与えてくれることでしょう。
11.アズライトは天国の石と呼ばれる
アズライトは、「紺碧」という言葉から由来
しています。
それは本能的な能力を呼び覚まし、直感を助
けると信じられています。
アズライトは、古来より、直感は天国からの
言葉と考えられていた為に、「天国の石」と
呼ばれることがあります。
精神的ストレスを落ち着かせて和らげ、心を
清め、煮詰ってしまったエネルギーを開放す
る力があると言われています。
いかがでしたでしょうか。
2回に渡ってお伝えした宝石のヒーリング効果のほとんどは、科学的に立証されたものではありません。
ただ、体内に宿る気やエネルギーというもの
もまた、科学的に確認されたものではありま
せんが、万人が疑う余地のない、とても大切
なものと認識しています。
宝石を、パワーストーンとして身につける事
で、毎日が心の平安で満たされるのであれ
ば、あなたにとって、宝石はとても価値のあ
るものとなるでしょう
筆者
ヨーアンドマーレ代表
GIA・GG 米国宝石学協会 鑑定士 島田 洋輔
