輝くダイヤは原石の品質で決まる!その3つの理由を徹底解説【婚約指輪】

婚約指輪のダイヤモンドの輝きは原石の品質で決まる!その3つの理由

 

 

『  ダイヤの原石  』という言葉があります。

確かに、実際のダイヤモンドも磨けば光り輝
くようになり、そのカットの精度は、技術革
によって、究極のレベルまで高いものにな
っています。
 
 
ただ、『 色 』と  『  煌めき  』は、カット
如何に関わらず、原石の時点から変える事が
出来ないものです。
 
 
年間で何万ピースというダイヤモンドを見る
輸入バイヤーは、時折同じ品質グレードな
に、明らかに煌めきの違うダイヤモンドを
つける事があります。
 
 
それはカットする前の原石がすでに  
 『  生地の良い原石  』 だからです。
    
 
 
もし、価格が変わらないのであれば、そんな
原石から出来た素晴らしいダイヤモンドを是
非購入したいですよね。
 
 
 
このプログでは、宝石の権威、米国宝石学協会・GIAの宝石鑑定士であり、ダイヤモンドのエキスパートバイヤーが、良質な原石からカットされたダイヤモンドの見つけ方、見分け方をお伝えいたします。
 
 
 

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GIA・米国宝石学協会 宝石鑑定ディプロマ
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 GIA・米国宝石学協会  宝石鑑定ディプロマ
 
 
 
一般的には、宝飾業界で働いていても触れることのないダイヤモンドの原石について、普通の方が一生に一度触れることがあるかないかのものでしょう。
 
 
ただ、今あなたが婚約指輪の購入を考えていて、少しでも質の良いダイヤモンドを購入したい、その為の知識を得たいと考えるのであれば、必ず役立つ情報が得られる内容になっかいます。
 
 
 
 
 
 
是非参考にしてみて下さい。
 
 
 
 

1.良質な原石のダイヤは異次元にスパークする

 良質な原石のダイヤは異様にスパークする
 
 
ブリリアントカットのダイヤモンドが放つ、その光の効果には3種類あります。
 
 
 BRGHTNESS   ブライトネス        明るさ
 
 FIRE              ファイア       虹色効果
 
 SINTILATION  シンティレーション  閃光
 
 
これら全ての効果は、カットの精度を上げれ
ば、それに比例して増して来ます。
 
その点でダイヤモンドの輝きは、そのカットの質によるところが大きいと言えます。
 
 
 
 
 
 
ただ原石レベルで良質なダイヤモンドは、
の品質スペックが同じでも、その輝きはより
明るく、そして閃光、すなわちスパークする
その光も眩いばかりです。
 
人は、光りや色を記憶することは出来ないと言われています。
 
私は25年以上にわたってダイヤモンドバイヤーとして、多くのダイヤを海外で買付けて来ました。
 
その中で、私が見てきた良質な原石から取れたダイヤモンドから放たれる、その閃光の色は白ではなく、淡いブルーを含んでいます。
 
 
また、目を突き刺すような、鋭く冷たい氷のような閃光とでも言えるものです。
 
 
その中でも最高品質のダイヤモンドの原石がタイプ 2・TYPE 2 と呼ばれるものです。
 
 
 
 
究極の輝きを放つダイヤモンド タイプ2で婚約指輪をオーダーする > 
 
 
 
 
ダイヤモンドの品質を表す
 
 •  カラー   •  クラリティ      •   カット 
 
の基準は、人間が後付けで作ったものであ
り、今回伝えようとしている原石の良し悪し
は、これら基準には入らないものです。
 
 
 
 
【ダイヤ・5つの品質】宝石鑑定士が伝授する婚約指輪のオーダー極意!
 
 
 
特にカラーについては、基本的に黄色味の加
わり方でカラー等級を決めています。
 
 
ただ透明度の高い原石は、ホウ素などが加わ
り原子レベルで異次元のものにて、人が基準
化する事が出来ないものです。
 
 
 
 

 良質なダイヤの原石はどこでどの様に採れるのか

良質なダイヤの原石はどこでどの様に採れるのか
 
 
 
 
 
ダイヤモンドの原石は、世界各国の鉱山で採掘されています。
 
 
 
 ダイヤモンド産出国 2021年の最新データ
 
 ダイヤモンド産出国 2021年最新データ
 
 
 
 
上記図に見られるように、ロシアをトップに、アフリカ各国にて多くのダイヤモンド原石が産出されています。
 
 
では、どこでも良質なダイヤ原石が採れるかというとそうではありません。
 
それぞれの鉱山には特色があり、ある鉱山では、原石の品質は低いが大きなサイズのものを産出する、また他の鉱山は無色透明のものは少ないがカラーダイヤモンドを多く産出する等、鉱山によってバリエーションがあります。
 
 
上記のグラフにもあるように、アフリカ各国でのダイヤモンドの産出が目立ちます。
 
ただ上質のダイヤの原石の産出としては、やはりロシア産及びオーストラリア産を挙げなければなりません。
 
 
 

■  ロシア・ダイヤモンド産出量トップ

 
ロシア最大の鉱山、ミール鉱山
 (ロシア最大の鉱山、ミール鉱山)
 
 
 
 
ロシアの鉱山の多くで、透明度の高い良質なダイヤ原石が産出されています。
 
全体の産出量が多い為、当然良質な原石の採掘量も多くなります。
 
 
ただ透明度の高いダイヤの原石には、『 ホウ素 』が含まれている事が確認されており、原石の生成過程で、この『ホウ素 』が含有されるかどうかが決めてになります。
 
また『 ホウ素 』が含まれたダイヤモンドは淡いブルーになる事で知られており、ダイヤモンドの中では最も高価と言われる、『 ブルーダイヤモンド 』になるのです。
 
 
 ロシア・ミール鉱山から採掘された、ブルーダイヤの原石
 
ロシア・ミール鉱山から採掘された、ブルーダイヤの原石
 
 
ロシア最大のダイヤモンド鉱山である、ミール鉱山から産出される原石には、多分のホウ素が検出されるところから、ロシアの鉱山からの原石は非常に良質で、サイズの大きなもなものが多い事で知られています。
 
 
 

 オーストラリア・アーガイル鉱山

 
 
アーガイル鉱山で採掘されたピンクダイヤの原石
 
 
もう一つオーストラリアに、多くの良質なダイヤモンド原石を産出する事で有名な鉱山があります。
 
 
アーガイル鉱山です。
 
アーガイル鉱山は、非常に高価なピンクダイヤモンドの採掘で一躍有名になりました。
 
 
ただ、無色透明の原石を含めた各種カラーダイヤの原石を産出する事で知られており、それは、やはり原石の生成課程で『 ホウ素 』を含有する為と言われています。
 
 
その結果、世界の鉱山の中で唯一、その名前が産出鉱山ブランドとなったのです。
 
 
 
ただ、アーガイル鉱山は2020年をもって閉山となり、新しいダイヤ原石の採掘は終わりを告げました。
 
今後は、市場に出ているアーガイル産のダイヤモンドにプレミアがついていくと言われています。
 
 
 
 

2.良質な原石のダイヤを見つける3つの方法

良質な原石のダイヤを見つける3つの方法

 

 
では、店頭に並ぶダイヤモンドから、りょうしつの原石から取り出されたダイヤモンドをどのように見つけだすことが出来るのでしょうか。
 
元々数が少ない良質の原石からのダイヤモンドを、数点見た中から見つけ出すことは困難かもしれません。
 
 
ただ、良質では無い原石のダイヤモンドを除
外して行くことは出来ます。
 
 
 
 

 ダイヤモンドの煌めきは動かして分かる

 
良質な原石からカットされたダイヤモンド
の煌めきは、静止した状態では分かりませ
ん。
 
店頭でダイヤモンドを見る場合には、動かし
てみて下さい。
 
もしボックスに入っている場合には、ボック
ス自体を手に取って動かしながら、その輝き
方を比べてみて下さい。
 
 
ベストな方法は、ボックスから出してもら
い、店員にピンセットでダイヤモンドを挟ん
 だまま、揺らして貰って下さい。
 
 
 
 
   
煌めく光を確認するコツです。
   
覚えておいて下さい。
 
 
 

  良質なダイヤの原石はEカラー以上

 
また、良質な原石からカットされた場合、
イヤモンドの色は、 Eカラー以上になりま
す。
 
前述した様に、ダイヤモンドの白色は原石態から不変のものであり、後で人工的に変化させる事は出来ないものです。
 
したがって、良質な原石のカラーは地中深
あった時から、ほぼ無色透明なDカラー、も しくは Eカラーだったと考えられます。
 
 

  良質なダイヤの原石には蛍光性なない

 
もう一つ良質な原石を探すにあたって重要
要素があります。
 
それは蛍光性、フロレセンス です。
 
この蛍光性もまた、原石の段階で既に含ま
ており、人工的に消したり加えたりする
事は出来ないものです。
 
良質な原石にはこの蛍光性はありません。
 
 
蛍光性を含んだダイヤモンドは、煌めきに
ャープ感が無く、愚鈍な光になります。
 
 
ただこの蛍光性は、多くの場合、ショーケ
スに並んでいる時には、他の品質の様に
表示されていません。
 
 
必ず店員に聞いて下さい。
 
必ず教えてくれます。
 
 
そして、蛍光性が無い・NONE のダイヤモンドを選ぶようにして下さい。
 
 
今回、ダイヤモンドの品質表示に表れない
『  良質な原石  』にスポットを当ててみま
        した。
 
プロでもなかなか見極めが難しい、原石レ
ベルの品質ですが、上記の方法をしっかり
と押さえておけば、必ず眩い煌めきを放つ
ダイヤモンドが見つかります。
 
 
参考にしてみて下さい。
 
 
 
筆者 
ヨーアンドマーレ代表
GIA・GG  米国宝石学協会 鑑定士 島田 洋輔
 
 
 
 
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