ダイヤモンドはどこからやって来るの?7つの国の驚くべき事実!

ダイヤモンドはどこからやって来るのか?

 

 婚約指輪や結婚指輪に使われるダイヤモンド
 は、いったいどこからやってくるのでしょ
    うか。

 現在世界中の多くの国でダイヤモンドの採掘
 が行われています。 
 
 このブログでは、ダイヤモンドがどの国で
 最も生産しているのか?
 またそうした国ではどのようにして、
 ダイヤモンドの採掘が行われているのかを
 伝えています。
 
 
 それを知ることで、このダイヤモンドという
 とても高価で特殊な宝石に対する見方や、 
 考え方も違ったものになる事でしょう。
 
 
 是非ダイヤモンドの購入に当たっての参考に
 してみて下さい
 
 
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 〈 目次 〉
 
  1. 地中から採掘されるラフダイヤモンド
  2. ダイヤモンドはどこで採掘されていますか?
  3. ダイヤモンドが採掘されている国トップ7

  3-1.  ダイヤ生産世界一・ロシア
  3-2.  埋蔵量豊富・ボツワナ
  3-3.  人気生産国・カナダ
  3-4.  高価なダイヤ生産・アンゴラ
  3-5.  ダイヤ採掘発祥の地・南アフリカ
  3-6  ブラッドダイヤ・コンゴ
  3-7. 海底鉱床・ナミビア
  まとめ
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1.地中から採掘されるラフダイヤモンド

採掘されたラフダイヤモンド

 

 天然ダイヤモンドが地中から採掘された時、
 多くの場合それは八面体結晶形をしています。

 その天然ダイヤモンドの結晶体を、
 ラフダイヤモンドといいます。

 上の写真は、南アフリカのノース・ケープ州
 キンバリーにある鉱山の約3カラットの透明
 な黄色のラフダイヤモンドです。
 
 このラフダイヤモンドは、大手ダイヤモンド
 企業の元で検品、品質等級などでよりわけられ
 そして一般的に58面のブリリアントカット
 にカットされて各消費国へと輸出されます


ラフダイヤモンドは選別される

 

 

2. ダイヤモンドはどこで採掘されていますか?

ダイヤモンドは世界のどこで採掘されるのか

 


 1870年代以来、世界の宝石品質のダイヤモ
 ンドのほとんどはアフリカで採掘されていま
 したが、現在その生産は世界の多くの地域に
 広がっています。

 上のダイヤモンド生産地図は、
少なくとも 
 50000カラットの宝石品質のダイヤモンドの
 生産国を示しています。
 
 特に近年、ロシアとカナダのダイヤモンド
 生産が急速に拡大しています。
 
 
 

主なダイヤモンドの生産国

 世界のダイヤモンド生産グラフ
  ( USGS鉱物商品サマリー[1]からのデータ )
 
 
 上の図の7カ国が10年以上にわたって
 宝石品質のダイヤモンドの生産を世界的に
 リードしてきました。

 ロシア、ボツワナ、カナダ、アンゴラ、
 南アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、
 そしてナミビアは、一貫し年間100万以上の
 カラットを生産しています。 
 
 


 3.. ダイヤモンドが採掘されている国トップ7

 
ダイヤモンドの生産国・トップ7
 

 

 

 3-1.  ダイヤ生産世界一・ロシア

ロシア最大の鉱山・ミール鉱山
 (ロシア最大の鉱山、ミール鉱山)
 
 
 ロシアでのダイヤモンドの採掘は、18世紀
 にまでさかのぼります。
 
 最初の採掘は、1957年にミール・キンバーラ
 イト鉱山とそれに隣接するプレーサー鉱山
 からの産出でした。
 
 それ以来、数多くのダイヤモンド鉱山が発見
 されています。

 現在ロシアのダイヤモンド生産の大部分は、
 サハ共和国、シベリア共和国のミール鉱山と
 オープンピット鉱山です。

 今日、ロシアは宝石品質ダイヤモンドの
 世界一の生産国であり、10年以上にわたり
 その地位を築いてきました。

 ロシア一のダイヤモンド鉱山会社グループ
 アルロサ社は、採掘さたダイヤモンドのを
 主にロシア、ベルギー、インド、イスラル 
 香港、中国にある多くのダイヤモンドメー
 カーに販売しています。

ロシアのダイヤモンド企業・アルロサ
 

 このアルロサ社及び、第二位のサハダイヤモ
 ンド社は、実質的にはロシア政府によって
 運営されており、その財産や土地のおよそ
 45%を国が所有、管理をしています。
 
 

 3-2. 埋蔵量が豊富・ボツワナ

ボツワナの鉱山・ジャンワン鉱山
 (世界一の埋蔵量・ ジャンワン鉱山 )
 
 
 1950年代に探鉱が始まり、
 1971年にダイヤモンド採掘が開始されした。
 
 1980年代半ばまでには、
 世界で最も高品質のダイヤモンドを採掘する
 鉱山を所有し、世界有数のダイヤモンド
 生産国になりました。
 
 ボツワナの鉱山からは、高品質で大型の
 ラフダイヤモンドが多く採掘されており、
 
10年以上にわたり、カラット重量において
 ダイヤモンドの第2位の生産者をキープして
 います。
 
 また、採掘されるダイヤモンドの平均サイズが
 ロシア産のものよりも大きく高品質です。

 「世界で最も豊かなダイヤモンド鉱山」と
 呼ばれるジャンワン鉱山では、
 年間約1,000万カラットの高品質ラフダイヤ
 モンドを採掘、生産しています。

 ダイヤモンド生産はボツワナにとって最も
 重要な産業です。

 ダイヤモンドは、ボツワナの総輸出額の60%、
 国内総生産の約25%を占めています。

 
 

 3-3.人気生産国・カナダ

カナダのダイアビィク鉱山
  ( カナダのダイアヴィク鉱山 )
  

 1991年に、2人の地質学者によって
 ダイヤモンドのキンバーライト鉱床が発見
 されたところから、
その埋蔵内容が充分商業
 ベースに足る品質であることが判明し、
 1998年に採掘か始まりました。
 
 複数のダイヤモンド鉱山の生産ラインを
 オンラインで連動させることにより、
 カナダは急速に世界の主要ダイヤモンド生産国
 の1つになっていきました。

 採掘条件が悪い鉱山や、鉱石の品質が悪い
 一部の鉱山は閉鎖させながらも、
世界第3位
 のダイヤモンド生産国としてその地位を維持
 しています。
 
 
 カナダのダイヤモンド鉱山のほとんどは、
 北部の遠隔地や寒冷地にあります。
 
 そこは、一年のうちで最も寒い月に表れる
 氷道をトラックで何百キロも離れた場所まで
 生活必需品を購入しに行かなければならない
 ようなそんな場所です。

 
 ( カナダ北部、イエローナイフのアイスロード・氷道)
 
 
 そのため鉱山には、一度に何ヵ月も従業員を
 収容し、支援するために必要な設備もすべて
 揃っていなければなりません。
 
 これらのコストのかかる課題に直面しながらも
 ダイヤモンド生産の成功を維持しています。

 カナダ産のダイヤモンドは消費者に人気があり
 ます。
 アフリカの多くの紛争地域と違い、労働者の
 給料が高く、環境を守るための監督下のもと、
 高い安全性を確保した中で生産されている
 からです。
 
 

 カナダ認定のダイヤモンド


 カナダのジュエリーメーカーは、カナダ産の
 ダイヤモンドに対して証明書を発行しています。

 証明書には原産地の鉱山、研磨された重量、
 ダイヤモンドのシリアル番号が記されており、
 これによって鉱山から小売までのカナダ認証
 ダイヤモンドのサプライチェーンを保証して
 います。

 

 

 3-4. 高価なダイヤ生産・アンゴラ

(ルーロ鉱山から採掘された400カラットの原石)
 
 
 ダイヤモンドの採掘は、100年以上前に既に
 始まっていましたが、当時はポルトガルの
 植民地下にあり、それらのダイヤモンドは
 すべてポルトガル商人によってヨーロッパに
 輸出されていました。
 
 今日アンゴラは、その品質価値と採掘量に
 おいて10年以上の間世界をリードする
 ダイヤモンドの
生産国の一になっています。
 
 
 いくつもの新しいダイヤモンド鉱床の発見と
 開発がなされている中で、特に有名なのが、
 ルカパ・ダイヤモンド社所有するルーロ鉱山
 で、ここでは世界最大級のダイヤモンドが
 採掘されています。
 
 
 ここで採れるダイヤモンドは、結晶格子内の
 炭素を置換する窒素をほとんど含まないため、
 しばしば無色透明になります。
 
 ルーロ鉱山では、最も高価とされるピンク
 ダイヤも採掘され、大型のダイヤと共に
 世界的に価値のある鉱山に数えられています。
 
 
 

 3-5.ダイヤ採掘発祥の国・南アフリカ

  ( ビッグホールダイヤモンド鉱山 )

 
 南アフリカは近代的なダイヤモンド産業発祥
 の地といえます。
 
 1870年代より、キンバリーの町近くの幾つか
 のダイヤモンド鉱山で採掘が始まりました。
 
 南アフリカはその後宝石品質のダイヤモンド
 の大手生産国となり、
 1920年代にコンゴ共和国に
生産量を抜かれ
 るまで、トップダイヤモンド生産国の地位を
 維持しました。


 現在は年間数百万カラットの宝石品質の
 ダイヤモンドを採掘していますが、多くは海岸
 線に沿って行われています。

 何百万年もの間、河川の侵食により内陸部の
 ダイヤモンドが海岸にまで運ばれて堆積物と
 なったのです。
 
 

  3-6.ブラッドダイヤ・コンゴ

紛争地域で採掘されるブラッドダイヤモンド

 
 1903年にコンゴで初めてダイアモンドが発見
 されました。

 その後10年余の間に Tsushikapa、
 Mbuji-Mayi, Kundelung、のそれぞれの高地
 に次々にダイヤモンド鉱床が発見され、
 1960年代には年間生産量が2000万カラット
 と、数量で世界最大のダイアモンド生産国と
 なったのです。 

 コンゴで採掘されるラフダイアモンドの95%
 は、黒く炭化した工業用途の品質で、平均価格
 も1カラット当り14~18ドルと決して高くあり
 ません。

 ただ、世界でも稀に見る豊穣な漂砂鉱床からは
 土砂100トン当り500カラットと高い割合で
 ダイアモンドが採掘されるのです。
 

 さて、コンゴはダイアモンド以外にも銅、
 コバルト,タンタル等豊富な資源が偏在する
 土地で、その資源を巡り20世紀を通して
 絶え間無い戦争の渦中にあります。
 
 戦争に使う武器、弾薬を他国から購入する際
 これら豊富な資源がその資金源となっており
 その中心にあるのが高価なダイヤモンドなの
 です。 

 人を殺す道具の資金としてのダイヤモンドを
 して、ブラッドダイヤモンドと言うように
 なりました。



 ベルギーの植民地支配から独立した1960年に
 直ちにコンゴ動乱が勃発し、
 その本質は独立後もコンゴの資源を支配する
 ベルギーと、アメリカを中心とする国連軍と
 の間の資源の支配権の奪回戦争でした。 

 1961年から1967までの混乱に乗じて、北に
 隣接する中央アフリカ共和国と、
 西の旧フランス領コンゴとが、ダイアモンド
 生産の大半を収奪していた事は公然の事実
 す。
 ダイアモンドを産出しない旧フランス領コンゴ
 から、1967年には600万カラットものコンゴ
 から搾取したダイアモンドが輸出されていま
 した。
 

 

  3-7. 海底鉱床・ナミビア

  (ナミビアのダイヤ採掘船)
 
 1908年に鉄道労働者が砂漠の砂の中に小さ
 なダイヤモンドを見つけたのが始まりで、
  その発見によってダイヤモンドラッシュ
 が起こりました。
 
 ナミビアのダイヤモンド鉱床は海底鉱床で、
 海底から引き上げられる膨大な量の海底堆積
 物、からラフダイヤを選り分けて採掘されて
 います。
 
 
 現在は水深140メートル以上の海域からの採掘
 でも、スクリーニング、ジグ装置と呼ばれる
 最新技術を用いて、ダイヤモンドを迅速に
 分離することが出来るようになっています。
 
 これにより今では海底鉱床からの採掘では
 世界をリードする存在になっています。
 
 
 この海底堆積から採掘されたラフダイヤモンドは
 非常に高い品質を誇っています。
 
 アフリカ大陸の内部から川に流されて来た原石
 は大西洋に出から沖合の流され、そして堆積
 していきました。
 したがって長い年月をかけて水に研磨された
 ラフダイヤは、硬度と耐久性に優れた状態に
 生成され、その多くが宝石品質になるのです。
 
 
  ナミビアの海底採掘

 ナミビアの海岸からの海底採掘:
 ナミビアの海岸からのダイヤモンドの海底採掘は、
 写真に示されているような小さなボートを使用
 して行われます。
 
 これらのボートには、海底のダイバーが堆積物
 を吸い上げるポンプが装備されています。
 
 
 

 まとめ

 現在世界中の多くの国でダイヤモンドの採掘
 が行われています。 
 
 ダイヤモンドが採掘されている国の上位7か国
 には、それぞれ採掘方法や、生産内容に特徴が
 あります。
 
 
 ・ 生産世界一のロシアでは、ダイヤモンドの
   生産は実質国有事業。

 ・    埋蔵量豊富が豊富なボツワナは生産量世界
    第二位を維持。
 
 ・ 人気生産国であるカナダでは、認定証を
   発行してカナダ産をブランド化。

 ・ アンゴラでは、400カラットの大粒ダイヤ
   やピンクダイヤなど高価なダイヤを産出。
   
 ・ 近代ダイヤ採掘発祥の地、南アフリカ
   共和国の産出量は世界第5位。

    ・ ブラッドダイヤモンドで知られるコンゴ
   共和国は紛争地域。

 ・ 海底鉱床からダイヤモンドを産出する
   ナミビアは、高い海底採掘技術を持つ。
 
 
 
 いかがでしたでしょうか?
 
 ダイヤモンドの流通の元の採掘国には、
 興味深い事実があります。
 
 ダイヤモンド購入にあたっての知的エピソード
 として使って見て下さい。