世界各国のオーダーメイド結婚指輪の人気スタイル5選!

 

結婚指輪は各国多彩なデザインを取り入れ、さまざまな方法で着用されています。
 
特徴のある付け方やデザインを紹介していきましょう。
 
 
 

1.UK & US のセットリング

アメリカとイギリスで人気のセットリング

 


イギリス、そしてアメリカが複数のリングを重ねて着けるセットリング発祥の地と言っていいでしょう。
 
 
まずプロポーズで貰った婚約指輪を右手の薬指につけます。
 
結婚後には、婚約指輪を左手の薬指にしますが、結婚指輪の上に着けるのが一般的です。
 
これは、結婚指輪が心臓の近くにあるようにする理由から来ています。
 
そして3つめの指輪は、最初の結婚記念日または最初の子供の誕生日に妻に贈られます。
 
これは、結婚指輪と婚約指輪の上または反対側のどちらかに3本重ねて着けます。
 
 
 

 

2.ロシアとフランスの結婚指輪

 
フランスでは、他のヨーロッパ諸国とは異なり、婚約指輪には、ダイヤモンドの代わりにルビー、エメラルド、またはサファイアなどの宝石を伝統的に使います。
 
 
 サファイアを使ったフランスの伝統的な婚約指輪
 
 
 
 
一方ロシアでは、トリプルロールリングとして知られる3つのマルチカラーの連動したデザインの結婚指輪が人気です。
 
ロシアで人気の三連リングの結婚指輪
 
ピンク、ホワイト、イエローゴールドのこれら3つのバンドは、キリスト教の正統派宗教の聖三位一体、またはカップルの過去、現在、未来を象徴しています。

 

 

 

3.ケルト諸国の結婚指輪 クラダーリング

ケルト諸国で伝統的なクラダーリングの結婚指輪
ケルトの地域(アイルランド、スコットランド、ウェールズ、ブルターニュ、コーンウォール、マン島)では、結婚指輪はしばしばクラダーデザインの結婚指輪が伝統的なデザインになっています。

 
これらのデザインは愛、忠誠心、友情を表しています。
 
手は友情を表し、心は愛を表し、冠は忠誠心を表しています。
 
リングは、17世紀に遡るゴールウェイのアイルランドの漁村クラダーで最初につくられたと考えられています。
 
 しかし、握りしめられた手のジェスチャーから、起源は誓約の象徴であったローマ時代にさかのぼるとも言われています。
 
20世紀の終わりにかけて、アイルランドのアイデンティティの象徴に進化しましたこのクラダーリングは、今では結婚指輪としてだけではなく、多くの人に人気となっています。

 

 

 

 4.北米先住民族の結婚指輪

北米先住民族の結婚指輪


 
西洋のデザインと最も異なる結婚指輪は、北米中の多くの先住民が着用しているものです。
 
これらはほとんどがシルバで出来ており、力を保持すると考えられている半貴石やターコイズなどの天然素材で装飾されています。
 
 
リングには、多くの場合、その特定の文化にとって神聖であると考えられているシンボルや動物の模様が入っており、ヘラジカ、バッファローが伝統的に刻まれてます。
 
これらは、北米の多くの先住民の主食です。
 
 
また、太陽、木、土地の他の自然の果物など、人間または地球の形で有名な精神のシンボルが刻まれている場合もあります。

 

 



5.結婚指輪の宗教的伝統

 

.結婚指輪の宗教的伝統

 

結婚指輪は必ずしも左手に装着されているわけではありません。
 
宗教により結婚指輪の着用スタイルも変わってきまます。

 

 

■ カトリックの結婚指輪のスタイル


カトリックの国では、人々は実際に右手に結婚指輪を着ています。
 
そうする理由の一つは、左翼が悪と見なされています。
 
実際、左のラテン語は「不吉」であり、暗黒の意味合いを持ちます。
 
しかし、これはすべてのカトリック教徒に当てはまるわけではありません。
 
たとえば、オランダのカトリック教徒は左手に指輪を着用しますが、オーストリアのカトリック教徒は右手に指輪を着用します。
 
ベルギーでは、住んでいる地域によって異なります。
 

 

■ プロテスタントの結婚指輪のスタイル


プロテスタント信仰の信者は右手、左手の両方に結婚指輪をつけます。
 
左手の薬指に指輪を装着する理由は、左の薬指は心臓と繋がっているという宗教観から来ています。
 
これが世界的に左手の薬指に結婚指輪をするのが一般的になった理由とされています
 
 
 
ご覧のとおり、結局結婚指輪の着用スタイルは、あなた自身の個人的な好みになってきます。
 
選択肢はたくさんありますが、どれがあなたに合っていますか?
 
上記のさまざまな文化や伝統からくる結婚指輪のスタイルからインスピレーションを受けて、あなただけのオンリーワンマリッジをオーダーして見ましょう。
 
 
 
 
筆者 
ヨーアンドマーレ代表
GIA・GG  米国宝石学協会 鑑定士 島田 洋輔