ダイヤモンド職人が教える婚約指輪選びに最も重要なカットの真実3つ

ダイヤモンド職人が教える婚約指輪選びに最も重要なカットの真実3つ 

 
 
 ダイヤモンドの原石を光り輝く宝石に変える
 のが、カッティング クラフトマンと呼ばるカ
 ッター職人たちです。
 
 そして、そのカットの精度によって、品質
 レードは大きく6段階に分けられ、グレード
 が高ければ光り輝くダイヤモンドとなり、価
 格も高くなります。
 
 
 
 したがって、全てのカッターは、ダイヤモン
 ドにカットして、光り輝くものを一つ
 で世に送り出すよう日々努力して
 る。
 
 また、そんな良い腕を持ったカッターが手が
 けたダイヤモンドを購入したい、そう思いま
 すよね。
 
 
 ただ実際には、カッターは完璧な美しいカッ
 ト品質など目指していません。
 
 
 
 ダイヤモンドの上手な購入に最も大切なカッ
 トグレード。
 
 あまり知られていませんが、ダイヤモンドの
 市場を動かしている、このッターたちの考
 えをお伝えいたします。
 
 
 
 

 1.カット品質の良いダイヤモンドは小さくなる!

カット品質の良いダイヤモンドは小さくなる! 
 
 
 
     ダイヤモンドの原石にカット面を入れなが
 ら、いわゆるブリリアントカットに仕上げて
 いくのがカッティング クラフトマンです。
 
 
 主にベルギーのアントワープや、イスラエ
 ル、そしてインドなどにダイヤモンドのカッ
 ティング商社があり、そこでカット職人たち
 は働いています。
 
 ちなみに日本にはカッティング商社は存在し
 ないので、日本のダイヤモンド輸入商社は、
 それらの場所に行き買い付けをするのです。
 
 
 
 カッティングの商社は、まずダイヤモンドの
 原石を、世界的なダイヤモンド採掘商社から
 買い付けます。
 
 カットを施される前のダイヤモンドの原石
 カットを施される前のダイヤモンドの原石
 
 
  それぞれの原石から最適なブリリアントカッ
 トの値を導き出しながら、カッティングを行
 なっていきます。
 
 
 ダイヤモンドをブリリアントカットにする際の重要な部分
 
 
 
 ダイヤモンドのカットグレードは、主に6段階
 に分かれています。
 
 
  •  3EXELLENT       (トリプルエクセレント )
  •   EXELLENT          ( エクセレント )
  •   VERY GOOD      ( ベリーグッド )
  •   GOOD        ( グッド )  
  •   FAIR               ( フェア )  
  •   POOR          ( プア )  
 
 
  カット職人たちは、基本的にレベルの高い、
 そして光り輝くダイヤモンドになる様に、カ
 ットしていきます。
 
 ただ同じダイヤモンドの原石を、仮にレベル
 の高いカットに近づけて行く、つまり、 
 3EXCELLENTに近づけていけばいくほど小さ
 くなって行きます。
 
 
 サイズが小さくなると言うことは、そのダイ
 ヤモンドの価値も下がっていきます。
 
 
 ダイヤモンドのカッターは、そのダイヤが小
 さくなる価値の減少と、カット品質が上がっ
 て得る付加価値のバランスを常に考えなが
 ら、カッティング作業を続けていくのです。
 
 

 

 

 2.ダイヤのカッター職人が目指すのは美より利!

イヤのカッター職人が目指すのは美より利!

 

 

  現代のダイヤモンドカットは、職人の手で
 行われていません。
 
 それぞれの原石をキャプチャーして、カット
 プログラム内に取り入れ、プログラムが導き
 出す最適な個数と、カット内容に従って進め
 て行きます。
 
 時にはX線解析にて、原石内部のキズの位置や
 大きさなども割り出しながら、プログラムし
 たカット内容を、原石を掴む端末ロボットに
 伝えて、実質的には、コンピュータ管理にて
 完成させて行きます。
 
  
 
 以下の6段階のカット評価基準に従って進めて
 いった場合、
 
 
     •  3EXELLENT       (トリプルエクセレント )   
    •   EXELLENT          ( エクセレント )
    •   VERY GOOD      ( ベリーグッド )
    •   GOOD        ( グッド )  
    •   FAIR               ( フェア )  
    •   POOR          ( プア )
 
 
    GOODから VERY GOODへカットを進めて小
 さくなる事によって、その価値、価格は15%
    下がります。
 
 ただ、VERY GOODへカット品質を上げた結
 果、GOODより18%価格が上がるのであれ
 ば、差し引き3%の価値上昇になるので、カッ
 トする意味があります。
 
 
 次にVERY GOODから、EXELLENTにカットを
 して小さくなる分、また価値は18%ほど下が
 ります。
 
 それに伴ってカット評価が上がった分、付加
    価値として14%上昇したとします。
 
 これだと価値は差し引き4%の下落になり、よ
 り光り輝くカットを施したほうが損をすると
 いうことになります。
 
 よって、カット職人はこのダイヤモンドを
 VERY GOOD以上にはしません。
 
 つまり、より美しくなると分かっていても、
 利益が減るのであれば、敢えてカットの精度
 は上げないのです。
 
 
 

 

 3.ダイヤの大きさを取るかカットをとるか、悩みは同じ

ダイヤの大きさを取るかカットをとるか、悩みは同じ

 

 

 ダイヤモンドの価値を決める時、最も重要な
 のは、その大きさ ( 重さ カラット ) で、大き
 い事に勝る品質評価はありません。
 
 したがってダイヤモンドのカッターは、なる
 べく大きさを保った上で、良いカット品質
 仕上げようと常に考ます。
 
 
 ここに2つのブリリアントカットのダイヤモン
 ドがあります。
 
 ひとつは
 1.0 カラット Gカラー  S I 1   GOODカット
 
 もうひとつは、
  0.5 カラット Gカラー  S I 1    3 E X カット
 
 どちらも丸いダイヤモンドなので、その直径
 は、それぞれ
 6.5mm  と 5.2mm
 
    1カラット のダイヤのカットは、GOOD で
      0.5カラット のダイヤのカットは最高グラス
  の 3 E X カット です。
 
 ただ 1カラットの見た目のインパクトは絶大
 で、最高級カットの 3 E X カットを持ってし
 ても、 0.5カラットのダイヤモンドは足元に
 にも及びません。
 
 また視覚効果だけでは無く、この2つのダイ
 ヤモンドの市場価値の差は、4倍以上に昇りま
 す。
 
 
 カッターはダイヤモンドの大きさを確保する
 ことを念頭に入れて、時には敢えて美しいカ
 ットを施さない。
 
 したがって3エクセレントカットの様な最高
 級のカット品質を持ったダイヤモンドは希少
 なのです。
 
 
 
 婚約指輪を探しているのであれば、同じ大き
 さのダイヤモンドを比べた場合、3エクセレ
 ントカットの輝き、そして価値は明らかに上
 です。
 
 もし予算が許されるのであれば、3エクセレ
 ントカットのダイヤモンドをおすすめしま
 す。
 
 ただし、同じ価格で、
   0.25ct     3 E X カット  
 0.3ct     GOODカット
 
 のどちらを選ぶかは、迷います。
 
 またプロのダイヤモンド職人も悩むことでし
 ょう。
 
 
 大きさにこだわらない日本の市場では、小さ
 くても品質が上の、
 0.25ct     3 E X カット が圧倒的にに人気で
 す。
 
 
 
 いかがでしょうか。