結婚指輪オーダーメイドの歴史上最も有名な4つのリング!

 

 全ての結婚指輪には興味深い歴史があります。
 古代エジプト時代以来、結婚指輪は私たちが
 身に着ける最も大切な装飾品であるといえます。
 

 歴史の至る所で、指輪は個人的なお守りとして、
 商取引において、身分の象徴として、
 そしてあなたの愛を他の人々に誓約するために
 使われてきました。

 結婚指輪のストーリーは、
 各宗教や国の結婚観によって変わります。  
 
 ヨーロッパの各国では、今でも結婚指輪は
 結婚の法的契約を厳密に表したもので
 あり、 はっきりと真の愛を示す神聖な
 ものと考えられています。
 

 

古代エジプト ギリシャ ローマ の結婚指輪

3世紀 ローマ時代の結婚指輪

フェードインタリオリング、OMONOIA(ハーモニー)
ゴールド、オニキス、3世紀、ローマの彫刻。 出典:不明


 
 
 
 
 5000年近く前、古代エジプトでは、
 織られた葦や革で作られた「愛の輪」を
 交換する習慣がありました。

 エジプト人は輪や円を強い力の象徴として
 考えていました。

 指輪は永遠の命と愛を表す終わりのないもの。
 そして未知の世界への入り口を表す象徴として
 信じられていたのです。

 エジプトではシグネチャーリングは
 個人的なサインとして使われ、
 ギリシャ人とローマ人によってそれは
 継承されました。
 そこから来ている印鑑をデザインした
 婚約指輪は今でもイタリアで人気があります。

 エジプト時代、彼らは献身の贈り物として
 指輪を交換しました。



 1.フェデレーションリング

フェデレーションリング  金の連邦指輪、16世紀。

フェデレーションリング
金の連邦指輪、16世紀。 出典:メット美術館

 そして結婚指輪を習慣として根付かせたのは  ローマ人だといわれています。

 最も一般的だったのは、「愛」または
 「同意」 の意味を込めた両手を握りしめて
 いる デザインの 
 フェデレーションリング です。

 これらのデザインは純金で作られるか、
 印鑑のように石で作られ、
 アクアマリンやガーネットオニキスを彫って
 作られました。 



恋人の顔  ゴールド結婚指輪、金、6〜7世紀、ビザンチン。  
  恋人の顔 ゴールド結婚指輪、金、6〜7世紀、ビザンチン。
 出典:メット美術館

 
 ローマ人は時間が経つにつれて
 結婚指輪をパーソナライズし始め、
 自分たちだけのオリジナルの結婚指輪を
 つくり始めました。

 これは中世のビザンチン帝国へと引き継がれ、  
 キリスト教が帝国の公の宗教になると、
 夫婦は自らの結婚を祝福する証として
 イエスキリストの十字架をデザインしました。

 

 

2.クラダーリング・結婚指輪

 

 

 
 今日のアイルランドで、最もよく着用
 されて いるのが、
 クラダーリングです。    
 
 両手で王冠を抱えるデザインが施されて
 います。  
 
 クラダーリングは、
 ローマでフェデレーションリングの後に
 16世紀に初めてデザインされました。



3.ポシーリング・結婚指輪

ポシーリング・結婚指輪 ルネサンスP 17世紀  1

ポシーリング・結婚指輪 ルネサンスP 17世紀  2

 

ポシーリング・結婚指輪 ルネサンスP 17世紀  3

ポシーリング・結婚指輪 ルネサンス17世紀
出典:メット美術館

 
 また、ポシーリングという人気の結婚指輪も
 出はじめ、指輪の中に詩を刻んだものでした。
 ポシーリングという結婚指輪が出始めたころは、
 デザインも大胆で、リングのの外側に言葉が
 刻まれていました。
 時間が経つにつれてそのデザインは
 よりシンプルになり、
 その言葉もオリジナルを入れるように
 なりました。

 金細工職人の技術の向上とともに
 そのメッセージをリングの内側に刻むことが
 出来るようになりました。

 これは、結婚指輪が装飾目的から
 結婚時の家族間の合意の証としての契約目的に
 シフトしていった事を意味しています。

 当時、金から作られたシンプルな結婚指輪には
 「私を愛し、私を離れないでください」、
 「ツーボディ、ワンハート」のような
 文言刻まれています。

 今日、私どもで結婚指輪をオーダーメイドで
 作る多くのカップルは、
 指輪を単なる装飾の為でなく、
 二人にとって意味あるものにしようと  
 考えます。




4.伝説の結婚指輪・ギメルリング

 伝説の結婚指輪・ギメルリング
伝説の結婚指輪・ギメルリング
ギメルリング 17世紀 メット美術館

 小さなパズルのようなギメルの結婚指輪は、
 15世紀から17世紀に人気がありました

 人気の連動するギメルリングに、
 華やかな エナメルを塗ることで、
 そのデザインを よりきらびやかに、
 そして複雑にしていきました。
 
 パズルのようなギメルの結婚指輪は、
 時間が経つにつれてシンプルになりましたが、 
 金細工のテクニックの進歩によって
 ギメルの結婚指輪はより複雑になりました。 

 ギメルの指輪は2〜3個の連動する指輪で
 構成されています。
 それぞれの指輪が自由でありながら
 全体を構成するために一体でなければ
 ならないという、当時驚くべきデザインでした。

 初期のギメル結婚指輪では、新郎新婦は
 結婚式の日に2つに分けて
 それぞれを指にしました。

 多くのギメル指輪は、
 美しいカットストーンカラフルな
 エナメルで強調された華やかな彫刻が
 施されていました。

 ギメルの結婚指輪によく見られるデザインは
 フェデリングの手、忘れな草の花、
 そして赤いハートでした。
 

 

ユダヤ人の結婚指輪

18世紀 ユダヤ人の結婚指輪、金とエナメル

18世紀 ユダヤ人の結婚指輪、金とエナメル

 

 
 

 

 結婚指輪は永遠を表す純金、
 そして切れ目のない円でなければならないと
 いうのが、ユダヤ人の長年の伝統です。
 
 ただ、ユダヤ人の結婚儀式や結婚指輪の
 伝統についてその多くはまだ分かっていません。
 
 
 このユダヤ人の伝説的な結婚指輪は、
 少なくとも10世紀までさかのぼり、19世紀
 まで使われていましたが、
 そのデザインはエナメルを用いて
 次第により華美になっていきましまた。

 カップルの家や寺院を表すると考えられて
 いる屋根は、ヘブライ語の碑文を見せる為、
 ロケットのように開いているデザインも
 ありました。
 ユダヤ人のこの華やかな結婚指輪は、
 結婚式の式典の間に新郎が花嫁に贈るのが、
 習わしでした。

 なぜ結婚指輪がこれほど華美なデザインに
 なったのか、その意味と目的については
 多くの異なる意見がありますが、
 保存された文書はほとんど見つかって
 いません。