オーダーメイドで結婚指輪を作る場合に必要な3つの価格の出し方

オーダーメイドで結婚指輪を作る場合に必要な3つの価格の出し方

 

  オーダーメイドで結婚指輪を購入したいと考えた時、
  気になるのがその値段です。
 
「一般的に幾ら位考えておけばいいのですか?」
  と聞きたいですよね。
 
  ただ、お店側としてもどんな結婚指輪を作りたいのか
  決まっていない中では、価格の出しようがないので
  す。
 
 
   ここではオーダーメイドで結婚指輪の価格を出す際
   の見積もりのポイントをお伝えします。
   
 
 
 

  1. 金属の種類と金属量で価格の7割は決まる

 

  プラチナにするかゴールドにするか、そしてその使う
  量で価格のほぼ7割は決まってきます。
 
  結婚指輪にて使われる金属の90%以上がプラチナかゴ
  ールド系になります。
 
  それぞれにグラム単価が違うので、選んだ金属で何グ
  ラムの指輪を希望するのかで計算から出てきます。
 
  では何グラムの指輪をつくるのか、
  その金属量は指のサイズとリング幅でほぼ出てきま
  す。
 
 
  例えば日本女性のサイズ平均は #8です。
 
  また人気のリング幅は2.5mm位なので、
  それをプラチナで 作った場合は約4.8グラム
  ゴールド系で作った場合は約4.2グラムと言う数字
  が出てまいります。
 
  これに選んだ金種のグラム単価をかけあわせれば、
  ほぼ金額は出で来ます。
 
  ただグラム単価は店によって違うので、そこから価格
  の違いがでてくるのです。
 
 
 
 
 

2. ダイヤ等の石の価格は予想ほど高くない

結婚指輪にダイヤモンド等の石をいれても予想ほど高くない

   ダイヤモンドやルビー、エメラルドなどの貴石を指
   輪の表面に留めたいと考えた場合、留めたい石の単
   価掛けるピース数でその価格を出すことができま
   す。
 
   最も多いデザインとしては、ダイヤを1Pから3P表
   面に留めるパターンです。
 
   その場合ダイヤモンドの大きさで1Pの値段が変わり
   ますが、¥5.000〜¥15.000 / P が相場だと思われま
   す。
 
 

 

3.指輪に施すテクスチャーや柄の価格

結婚指輪に施すテクスチャーや柄の価格

 

  結婚指輪に加える装飾は、デザインの要になる部分で
  す。
 
  主な装飾に、つや消しマット加工、手彫りの模様入
  れ、レーザー加工によるマーク入れ、ミルグレイン等
  の金細工、などがあります。
 
  これらには高度な技術や経験が必要なものもあり、
  職人への特殊工賃としてコストが発生します。
 
 
 
 
 
 
  上記の3つがオーダーメイドで結婚指輪を依頼した場
  合にかかる主要な価格の内訳になるので、
  3つの合計がほぼオーダーメイド価格と考えても差し
  支えないでしょう。
 
 
  お店に見積もりを頼んだ場合には、上記の3つの項目 
  について明確に示してもらうように依頼してみましょ
  う。
 
  そのコストのバランスから依頼内容を再度話し合うこ
  とが出来ますし、オーダーするにあたってお金を掛け
  るべき場所とそうでない部分を考えていくベースとな
  ります。
 
 
 
  もしお店が上記のような内訳を出さずに最終価格しか
  提示しない場合は、どこかにバランスを欠く金額をのせ
  ているか、その担当者がオーダーメイドについての知識
  が少ないからだと想像されます。
 
  検討した方がいいかもしれません。
 
 
 
  いかがでしょうか?
 
  オーダーメイドで結婚指輪を依頼する場合に最も大切な
  のは信頼関係です。
 
  明確な見積もりを、少しでも良心的価格で提示してくれ
  るお店を見つけてみて下さい。