婚約指輪をオーダーする際、ダイヤモンドの蛍光性はとても重要です!

ダイヤモンドの蛍光性を知って婚約指輪をもっと個性的にオーダーする

 
 
 
 ダイヤモンドは、目に見えない紫外線(UV)
 にさらされると、柔らかい青色の光を放つ
 合があります。
 
 これをダイヤモンドの蛍光性と言います。
 
 
    多くのダイヤモンドが、この蛍光性を含んで
 おり、その青色光の強さはダイヤモンドによ
 って異なる為、GIA(米国宝石学協会)の鑑定書
 には、その強度を5段回に分けて記載していま
 す。
 
 
 
   
  VERY STRONG BLUE   非常に強い蛍光性   
     STRONG BLUE             強い蛍光性
     MEDIUM BLUE              中程度の蛍光性
     FAINT BLUE                   弱い蛍光性
     NONE                             蛍光性無し
 
 
    実際には、弱い〜中程度の蛍光性の場合、蛍
 光灯の下でもほとんど裸眼で認識できず、特
 別なUV光源を使用しないと確認できません。
 
 
 
 
 

この蛍光性はダイヤモンドの光りに影響を与えるのか。

 
 
 
 右側が蛍光性の無いダイヤモンドです。
 
 一方左側は強い蛍光性を含むダイヤモンドで
 すが、やはり右のダイヤに比べると透明感が
 無く、全体的に幕が張ったような印象です。
 
 蛍光性はこのような視覚効果をもたらす為、
 やはり蛍光性が無い方が透明度が増し、品質
 が高いと評価されます。
 
 
 その評価は価格となって現れます。
 
 無色(D-F)のダイヤモンドに強い蛍光性があ
 る場合、それが欠陥として認識される為、最
 大15%の価格低下となります。
 
 また、その蛍光性が非常に強い為に透明度が
 著しく損なわれたダイヤモンドは、時に通常
 の半額以下にて取り引きされる場合もありま
 す。
 
 
 
 
 ダイヤモンドに蛍光性は無い方が良いとは思
 いますが、もし予算的に限りがある場合に
 は、この蛍光性を価格を抑えて購入する材料
 として使ってみてはいかがでしょうか。
 
 
 蛍光性を含むダイヤモンドでも、中には透明
 度に影響を与えていないものが見つかる可能
 性があります。
 
 品質と価格のバランスの取れたダイヤモンド
 選びの選択肢として使ってみて下さい。