結婚指輪の購入を考えるカップルは、まずお
気に入りのデザインを探します。
初めからプラチナに決めているのであれば、
他の色や素材を考える必要はありませんが、
もし迷っているのであれば、どんな素材で結
婚指輪を作る事ができるのかも当然知りたい
ですよね。
ここでは、結婚指輪をオーダーメイドでつく
る際に知っておくべき金属の素材についてお
伝えします。
参考にしてみて下さい。
1. ゴールドの結婚指輪をオーダーする
金は、結婚指輪や婚約指輪に最も一般的に古
くから使われています。
イエローゴールドが最も一般的ですが、 ホワ
イトゴールドやピンクゴールドなど、他のカ
ラーもオプションとして存在します。
結婚指輪としては、日本では18金 ( 純度75％ )
、米国では14金 ( 純度58% )ゴールドが一般的
です。
ゴールドリングは、その純度が高いほど良い
と考えられますが、リングの耐久性に関して
は、必ずしもそうとは限りません。
24金（純金）は非常に柔らかいため、傷が付
いたり曲がったりしやすく、宝石が簡単に落
ちてしまう危険性があります。
耐久性の高いゴールドリングを作るために、
純金より純度の低いものは、銅や銀、プラチ
ナなどの他の金属との合金となっています。
一般的な金の純度レベルのうち、10金が最も
耐久性がありますが、金の含有量が低いため
に、 ゴールドの煌めきも弱くなります。
自宅でゴールドの結婚指輪をきれいに
する方法 ＞ ＞
より高い純度のゴールドリングを選択する前
に、自分のライフスタイルを考えてみてくだ
さい。
手で作業する事が多い仕事の場合、または指
輪の耐久性に関心がある場合は、14〜18金以
下の純度のゴールドをおすすめします。
2. プラチナの結婚指輪をオーダーする
世界で最も希少な金属の1つとして知られてい
るプラチナは、贅沢な選択肢であるだけでな
く、最も強力な貴金属の1つでもあります。
プラチナは硬度も高く、ひっかきキズにも強
い素晴らしい素材であり、選択肢であり、大
切な宝石をしっかりとホールドする枠とし
て、最適と言えます。
ダイヤモンドを爪でしっかりと留める立爪デ
ザインの婚約指輪に、プラチナが多く使われ
ているのも、硬度の高い特性から来ていま
す。
また、プラチナ商品は、その純度によって価
格や価値が変わってきます。
日本では主に Ｐt ９００が使われています
が、それより純度の高い Ｐt ９５０や
Ｐt１０００などの商品もあり、とても人気が
高いといえます。
プラチナリングは、日常生活でのキズや変色
に強く、また損傷したとしても、すぐに研磨
することによってその修理が容易に出来るこ
とも、プラチナの人気のひとつと言えます。
3. パラジウムの結婚指輪をオーダーする
プラチナの外観に似た素材としてパラジウム
があります。
パラジウムもプラチナ同様に、白い色合いと
光沢のある鏡のような仕上がりが特徴です
が、 耐久性はそれほど高くありません。
また、軽量で低刺激性なので、金属アレルギ
ーの方にもおすすめです。
一方では、プラチナと違い粘性が低い為に、
サイズ変更には不向きです。
また、今現在パラジウムの価格が高騰してお
り、プラチナと比較しても割安感は全くない
ので、人気のない商品になっています。
4. スターリングシルバーの結婚指輪
かつて金よりも価値があると考えられていた
銀は、ジュエリーの製造に使用される最も長
い歴史を持つ貴金属の1つです。
また、今日の市場で最も手頃な価格の貴金属
です。
金と同じように、純銀は柔らかすぎて単独で
使用できないため、銅や他の金属との合金で
あるスターリングシルバーが一般的です。
白い月のような色合いと金属の歴史と魅力が
混ざり合っているため、低価格で贅沢な外観
を求める人に人気があります。
ただし、硬度は低く柔らかい金属なので、傷
が付きやすく、 損傷に加えて変色するため、
定期的に磨き、掃除する必要があります。
5. チタンの結婚指輪をオーダーする
メンズリングで人気が高まっているチタン
は、かつて工業用途に多く使用されていまし
た。
信じられないほど丈夫であるだけでなく、非
常に軽量であるため、ジュエリーを着用する
ことに慣れていない人に最適です。
モダンでユニークな外観に加えて、非常に傷
がつきにくく、メンテナンスが簡単です。
チタンは、結婚式の日に美しく見せるために
特別な注意を払う必要はありません。
欠点としては、 チタンの結婚指輪はサイズを
変更できないため、注文時に正しいサイズで
あることを確認し、指のサイズが変動した場
合でもサイズを変更できないことに注意して
ください。
いかがでしたでしょうか。
後は実際に店舗でいろいろな結婚指輪わ、着
けてみて、自分の好みの素材を見つけみてく
ださい。
また、もっと素材についてお聞きになりたい
時は、メールにて私共にお問い合わせくださ
い。
