結婚指輪を3種類のゴールドでオーダーメイドする時に大切な事

 
 
結婚指輪を3種類のゴールドでオーダーメイドする時に大切な事
 
 
 
 
 結婚指輪をゴールドで考える時、ホワイトゴ
 ールド、ピンクゴールド、イエローゴールド
 の3つが主に人気があります。
 
 
    それぞれ混合金属の種類とその割合が違いま
 す。
 
    また、価格もその時の相場によってかなり違
 う場合があります。
 
 
 
 
 
 

 1.ホワイトゴールドの結婚指輪をオーダー

ホワイトゴールドの結婚指輪をオーダーメイド


  ホワイトゴールドは、純金とニッケル、銀、
 パラジウムなどのホワイトメタルの混合物で
 できており、金以外の金属は、ホワイト色に
 する為及び金を強化し、宝石の耐久性を高め
 る為です。
 
  また通常はロジウムコーティングが施されて
 います。
 
 
 ホワイトゴールドには、金の含有割合によっ
 て、K14およびK18があり、それぞれ58.3%、
 75%の金が含まれています。
 
 
 

 ホワイトゴールドの長所

 
  強い金属と合金化されており、耐久性及び耐
 傷性が高く、プラチナやイエローゴールドに
 比べて硬く曲がりにくいと言えます。
 
 
 また価格も一般的にプラチナよりも安く、白
 いゴールドとして人気があります。
 
 ? ただし今現在ホワイトゴールドの価格高騰
  が続いており、プラチナのグラム単価を
  かに超えた状態で推移しています。
 
  これはホワイトゴールド内に含まれている
  パラジウムの価格の高騰によるもので、パ
  ラジウムの価格は歴代最高値をつけていま
  す。
   
 


  ホワイトゴールドの短所

 
 多くの場合、ニッケルが混入しているため、
 ニッケルにアレルギー反応を示す方にはお勧
 め出来ません。
 
   

 

 


  2.イエローゴールドの結婚指輪をオーダー

イエローゴールドの結婚指輪をオーダーメイド


 イエローゴールドは、純金に銅や亜鉛などの
 合金金属を混ぜたものです。
 
 純金をK24として、含まれる金によってカラッ
 ト数が表示されます。
 
 

 K24 :99.9%が金
    K22 :91.7%が金
 K18  :75%が金
 K14  :58.3%が金

 

 より高いカラット量は、より純粋な金含有量
 を意味します。
 
 婚約指輪と結婚指輪には一般的にK18または
    K14が使われています。
 
 これは耐久性と金の純度のバランスが最もと
 れているからです。
 
 
 

 イエローゴールドの長所

 
 他の色の金製品に比べて最も低刺激性で、ア
 レルギー反応も出にくいと言えます。

 歴史的に、結婚指輪や婚約指輪に使用される
 最も人気のる金属であり、アンティークデ
 ザインのリングに適しています。
 
 


 イエローゴールドの短所

 
 ヘコミや傷が付きやすく、定期的に磨いてケ
 アが必要です。
 
 
 
 イエローゴールドの価格は、プラチナ属や他
 のゴールド属の金属を含めて最も安定してい
 ます。
 
    K24.純金が世界の金属相場の基準になって
 おり、資産や投資対象として最も人気がある
 金属と言えます。
 
 


 

 

 3.ピンクゴールドの結婚指輪をオーダー

ピンクゴールドの結婚指輪をオーダーメイド

 


 ピンクゴールドは、純金に銅と銀の合金を混
 ぜたものです。
 
    銅と銀は耐久性を増し、ピンク色をつくる為
 の混合物であり、使用する銅が多いほど、赤
 身が増していきます。
 
 K18のピンクゴールドの一般的なミックス(ま
 たは合金)は、質量で75%の金と25%の銅で
 す。
 
  ホワイトゴールドと同様に、ピンクゴールド
 は合金であるため、ジュエリーには「純粋な
 ピンクゴールド」は存在しません。
 

 

 

 ピンクゴールドは変色しますか?

 

 ピンクゴールドは変色しません。

 シルバー製品にピンク色のメッキをかけた製
 品が多く、そのイメージからピンク色は剥げ
 ると思っている女性もいますが、K18、K14の
 ピンクゴールドは、純金と銅の合金で出来て
 おり、経年変化で表面だけが色が変わる事は
 ありません。
 
    ただ、他のカラーゴールドと同様に、ピン
 クゴールドジュエリーは定期的に磨き上げ
 洗浄する必要があります。
 
 
 
 

 ピンクゴールドの長所

 

 ネーミングのイメージと違い、ピンクゴール
 ドは肌馴染みが良く、白く光るプラチナを敬
 遠する男性にも支持されています。
 
 特にピンクゴールドに艶消しマット加工を施
 せば、光を抑えたメンズのスタイリッシュ感
 を出す事も出来ます。
 
 

 また、強度に優れた銅を混ぜているピンクゴ
 ールドは耐久性があり、他のゴールド属の金
 属と比べても、曲がったりすることなく丈夫
 です。
 
 


 ピンクゴールドの短所

 
 銅にアレルギー反応を引き起こす可能性があ
 る方にとっては低刺激性の金属ではないかも
 しれません。
 

 人気スタイルにもかかわらず、イエローゴー
 ルドやホワイトゴールドほど広くは製造され
 ておらず、デザインバリエーションが少ない
 といえます。
 

 

 金と銅の合金割合により、そのネーミングを
 ら変えている場合もあります。

 

 ピンクゴールド K18

 75%ゴールド   20%銅    5%シルバー


 レッドゴールド K18

 75%ゴールド   25%銅
 
 

  ローズゴールド K18

 75%ゴールド   22.5%銅    2.75%シルバー

 


 銅と銀のさまざまな割合は、金の色を示して
 います。
 
 たとえば、赤金に含まれる銅の割合が高い
 と、わずかに強いバラ色になります。
 
 これらカラーの濃淡の違いはかなり微妙な違
 いになってきます。
 
 店頭での確認をお勧めします。
 
 
 
 
 
 
 いかがでしょうか。
 
 結婚指輪は、大量生産の既製品からオーダー
 するスタイルに変わりつつあります。
 
 その中で、今までプラチナ一辺倒の市場から
 そのオシャレなデザインバリエーションか
 ら、ゴールドのブライダルリングもとても
 増えています。
 
 
 ゴールドの結婚指輪をオーダーメイドで作る
 選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。